今回も内装に関わる塗装工事です。突板の家具にオイル塗装をして頂きました。表題の写真は、植物由来で体に悪くない塗装用のオイルです。下地処理を行い、オイルをハケで塗って染み込ませて、ウエスで拭き取ります。表現したい雰囲気によって、オイルの染み込ませ方や拭き取り方を変えています。
オイル塗装のメリットは、仕上がりの自然な風合いと工程の簡便さです。工事に掛かる日数はお客様へのコストに反映されてしまいますので、弊社では、オイルでの現場塗装を選択させて頂く事が多いです。化粧材で仕上がった状態の家具を塗装工場に出して、塗装専用の環境で塗って頂く手法の方がセオリーかもしれませんが、塗装工場への運搬往復コストと、そこに至るまでの打合せを含めた準備期間も必要となります。その場合の仕上がりは油性の塗膜となります。そして、家具のみでは無く、木製建具や造作材も同じ色で揃えたい時は、更に輸送費や事前の加工物が生じる事となります。
![塗装前](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5211-1024x768.jpg)
![リボス](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5388-2-1024x768.jpg)
![オイル塗装](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5580-1024x768.jpg)
![オイル塗装](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/IMG_5717-1024x768.jpg)
![突板の棚](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/221230_016-2-683x1024.jpg)
オイル塗装の仕上がりが今風かな〜と思いながら提案させて頂いております。