前回は、主に、厨房の排水を確保する為など、大量のモルタルを使う内容でした。今回は、床に厚み数センチ程度の左官材を塗って、平滑にする作業です。作業は2工程となり、それぞれ厚塗り材・薄塗り材の計2回塗りです。実施するシチュエーションは、既存床の状態が、床仕上げ材やカウンターなどの設置物に影響を及ぼすと判断した場合に実施させて頂きます。特に、どの現場でも既存の状況が、入り口の廻りで、レベル調整の無理をしている事が多く、床仕上げ材の密着が甘くなる事が多いので、入り口廻りだけ実施する事も有ります。
また、内装の床仕上げ業者さん(床屋さん・ゆかやさん と呼ぶ)が使用する薄塗り材料もございますが、それを使用するか否かは、不陸の程度によりけりで、不陸を改善する能力は左官屋さんの方が高いです。












