店舗等でも床組を行う事が有ります。よく「床上げ」と呼んでいます。床上げを行う理由は、配管スペースを確保する時、客製の特別感を演出したい時や、厨房カウンターで接客上、お客様と目線を揃えたい時など、シチュエーションは様々です。しかし、店舗は営業する上で、効率も求められますし、床上げをせずにフラットで納める方が、コストも抑える事ができます。店舗での床上げは、どちらかと言うと、デザインや演出寄りの行為に思います。
![床上げ](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1062-1024x768.jpg)
演出上の床上げですので、床を上げる高さや床仕上げについては、寸法の指定も優先されてくる為、どの様な材料で納めさせて頂くかの、工法の応用が必要となります。
写真は、指定寸法で納める事と、強度を保つ為に行った施工方法となります。
![床上げ](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/IMG_1064-1024x768.jpg)
床のコンクリートにアンカーを打ち、ボルトにて高さ調整をしながら、90✕90のヒノキ材と構造用合板24ミリを下地として、仕上げに、15ミリのフローリングを貼りました。
![床の間接照明](https://rds.work/wp-content/uploads/2023/01/IMG_3098-1024x768.jpg)
この床上げ端部には間接照明が入っています。床コンクリートとの隙間が殆ど無く工具が入らないので、照明器具のビス固定もできません。この間接照明の取り付け方法は・・・・企業秘密です! テープライトではございません!この現場の実績写真