西宮市 戸建て外壁改修とリフォーム

外壁改修と、内装1階部分の全面をリフォームさせて頂きました。
お住まい頂きながらのリフォームでした。

外壁に関しては、既存がスタッコと云う、ザクザクのチョコクランチの様な仕上がりのモノでした。その為、塗膜を形成する塗料ではなく、ザラッと仕上がる塗料を使用しています(ジョリパットフレッシュ)。
足場の架設後に、まず、外壁調査をさせて頂きました。既存の外壁は、ラスモルタルと呼びますが、外壁面に鉄の網を固定してモルタルを塗って外壁躯体及び下地としています。そのモルタルに多数のクラックと、モルタルの上の塗装に塗膜の浮きが見られました。クラックに関しては、幅が広い目のクラックは、切開の上コーキングで塞ぐ処置を行い、小さなクラックはそのままコーキングで塞いでいます。また、塗膜の浮きは撤去して、カチオンと呼ぶ左官材で塗膜の面を調整した上で、補修吹付けを行い、仕上げの塗装を行いました。

内装に関しては、間仕切り変更をさせて頂き、キッチンを広くさせて頂いたのと、部屋を分断していた廊下をリビングに取り込み、1階の居室が回遊できるプラン変更ができました。
建物の構造がツーバイフォー工法と云う、パネルを組み合わせて構造を成り立たせるモノでした。パネル状の壁が、上階の床パネルと地震時の水平力を負担する事となります。設計図書を確認させて頂き、耐力壁扱いの壁は、一部撤去をしつつ、残す壁を構造用合板に張り替えて壁倍率を増す形で、壁量を増加させて頂きました。耐震壁扱いでは無い壁も撤去させて頂きましたが、柱・梁を設置して、床下に補強を入れて、強固にさせて頂いております。
その補強で設置した柱・梁には、家電収納・食器収納・オープン棚を取り付けて、構造補強と使い勝手が一体となった提案となっています。

 

 

和室改装

リビングから旧和室を見る。

框戸

上部開放の引き戸です。アンティークを改造した風に仕上げています。

框戸

別アングルです。

和室改装

旧和室からリビングを見る。

リビング

カーテンはツインシェードを採用させて頂きました。

TVキャビネット

壁掛けTVの下のキャビネットはフローリング材を加工したモノです。

玄関

玄関です。框戸の向こうに改装したキッチンが伺えます。

キッチン

廊下から見たキッチンです。勝手口をFIXに改装させて頂きました。上部の太い桟が無くなり明るくなりました。下部の引違いは通風の為のモノです。

玄関手摺

玄関手摺です。下足入設置の為、化粧柱を設置して、手摺を取付けました。

郵便受け

郵便受けです。

ファサード

ファサードです。表札は内照式となっています。板塀はヒノキ材ですが、既製品の玄関ドアに色を合わすのに、黒っぽい焦げ茶で着色した後、別の茶色で仕上げています。

ファサード

別アングルです。郵便物は、内側に回って投入します。

外観

外観です。

外観

外観です。

外観

外観です。

屋根

屋根塗装前です。

屋根

屋根塗装後です。足場解体中、スリル満点です!

クラック補修

クラック補修の為、Vカットと呼ぶ切開を行いました。この後、コーキングで塞ぎます。

外壁補修

浮いた塗膜を撤去した後、カチオンと呼ぶ左官材で面を合わせています。

間仕切り変更工事

間仕切り変更の為、壁の石膏ボードを撤去した状態です。

壁補強

壁の開口を広げる為に、柱・梁で補強をしています。

構造用合板

構造用合板にて補強をしています。壁倍率の増加により、改修前よりも耐震強度が増しています。

ダイニング改装前

ダイニング改装前です。写真右側の壁を撤去します。

間仕切り解体

石膏ボードを撤去して、骨組みを露にした上で、慎重に解体を進めていきます。

補強

サポートと呼ぶ鋼管を使用して、上部の床を支持しながら補強を行っていきます。

補強

梁を取付けました。

補強

柱を取付けました。

改装

構造と使い勝手が一体となった改装です。

収納

食器の収納です。一枚引き戸です。
開き戸だと身をかわす為のヒキでスペースを使い、引違いだと面が段々になります。

家電収納

家電収納です。
パン・レンジ・ゴハンと、機器の大きさ確認の上、設計しています。お値段以上です!

流し台

仮設の流し台です。お住まいになられながらのリフォームでした。

 

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